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石原 一雄

外壁サイディング種類|デザインと機能で選ぶ!おすすめ外壁材を紹介

新築やリフォームを検討している方は、外壁材選びで悩んでいませんか。

特に、デザイン性と機能性を両立させたいと考えている方は、外壁材の種類や特徴を理解することが重要です。


今回は、外壁材の中でも人気が高い「サイディング」に焦点を当て、その種類別の特徴、デザイン、機能について解説していきます。

サイディングは、工場で生産された外壁材を現場で施工する工法で、近年では、デザイン性と機能性を兼ね備えたものが多く、新築住宅だけでなくリフォームにも広く用いられています。


□外壁材の種類と特徴|窯業系・金属系・樹脂系・木質系


ここでは、サイディングの中でも主流となっている4つの種類、窯業系、金属系、樹脂系、木質系について、それぞれの特徴を比較しながら詳しく解説していきます。


1: 窯業系サイディング


窯業系サイディングは、セメントに繊維質を混ぜて板状に成型し、高温で焼成した外壁材です。

現在、新築戸建て住宅の7割以上で使用されているほど、圧倒的なシェアを誇ります。


・耐久性とコストパフォーマンスのバランスが魅力


窯業系サイディングは、セメントを主成分としているため、耐久性に優れています。

また、他の外壁材と比較して価格が比較的安価であることも大きなメリットです。

そのため、コストパフォーマンスを重視する方におすすめです。


・多彩なデザインと機能


窯業系サイディングは、木目調、タイル調、石目調など、さまざまなデザインがあります。

近年では、よりリアルな質感や色合いを追求した商品も登場しており、住宅のデザイン性を高めるのに役立ちます。

さらに、断熱性、遮音性、防火性などの機能面でも優れた商品が多く、快適な住まいを実現できます。


2: 金属系サイディング


金属系サイディングは、ガルバリウム鋼板やアルミなどの金属板に断熱材などを裏打ちした外壁材です。

金属特有のシャープなデザインが特徴で、モダンな住宅に最適です。


・軽量で耐震性にも優れる


金属系サイディングは、窯業系サイディングと比較して軽量です。

そのため、建物の重量を抑えることができ、地震に強い構造を実現できます。


・耐久性とメンテナンス性の高さ


金属系サイディングは、錆びにくく、腐食にも強いという特徴があります。

また、表面が硬いため、傷つきにくく、汚れも落ちやすいので、メンテナンスの手間が少なく、長期にわたって美観を保てます。


3: 樹脂系サイディング


樹脂系サイディングは、塩化ビニル樹脂を主成分とした外壁材です。

軽量で、耐久性、耐水性に優れており、メンテナンスの手間が少なく済むことから、近年注目されています。


・軽量で施工が容易


樹脂系サイディングは、非常に軽量なので、施工が容易です。

また、薄い板状のため、既存の外壁に重ねて施工することも可能です。


・多彩なデザインと優れた機能性


樹脂系サイディングは、木目調、石目調など、さまざまなデザインがあります。

また、近年では、断熱性や遮音性に優れた商品も開発されています。


4: 木質系サイディング


木質系サイディングは、木材を加工した外壁材です。

自然素材ならではの温かみのある質感と、木本来の調湿効果が魅力です。


・自然素材ならではの風合い


木質系サイディングは、自然素材ならではの温かみのある風合いが魅力です。

木の香りや質感を味わいたい方におすすめです。


・環境に配慮した素材


木質系サイディングは、環境に配慮した素材として注目されています。

森林資源の有効活用にもつながります。






□外壁サイディングはデザインで選ぶ|木目調・タイル調・石目調・レンガ調など


サイディングのデザインは、木目調、タイル調、石目調、レンガ調など、実に多種多様です。

それぞれのデザインは、住宅の外観に異なる印象を与えます。

ここでは、代表的なデザインの特徴と、住まいの外観に与える印象について解説していきます。


1: 木目調


木目調サイディングは、木の温かみを表現したデザインです。

ナチュラルで落ち着いた印象を与え、和風、洋風問わず、どんな住宅にも合わせやすいのが特徴です。


2: タイル調


タイル調サイディングは、タイルを模倣したデザインです。

高級感があり、スタイリッシュな印象を与えます。

和風、洋風、モダンなど、さまざまな住宅スタイルにマッチします。


3: 石目調


石目調サイディングは、石の質感を表現したデザインです。

重厚感があり、高級感漂う印象を与えます。

和風、洋風、モダンなど、幅広い住宅スタイルに合わせることができます。


4: レンガ調


レンガ調サイディングは、レンガを模倣したデザインです。

レトロで温かみのある印象を与え、洋風住宅に特に人気があります。






□まとめ


今回は、外壁材の中でもっとも普及しているサイディングの種類と特徴について解説しました。

サイディングは、窯業系、金属系、樹脂系、木質系の4種類があり、それぞれに特徴、デザイン、機能が異なります。


また、木目調、タイル調、石目調、レンガ調など、さまざまなデザインがあり、住宅の外観に個性を与えます。

今回の記事を参考に、ご自身のライフスタイルや好み、住宅の設計に合った最適なサイディングを選んでください。

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