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住宅の防水シート選びとは?種類・比較から最適な素材を選択

  • 執筆者の写真: 石原 一雄
    石原 一雄
  • 4 日前
  • 読了時間: 4分

雨漏り、本当に困りますよね。

せっかくのマイホーム、大切な家族を守るためにも、しっかりとした防水対策は欠かせません。

でも、防水シートの種類ってたくさんあって、どれを選べばいいのか迷ってしまいますよね?

費用も気になりますし…。

そこで、この記事では、防水シートの種類や選び方のポイントを分かりやすくご紹介します。

安心して家を守れるよう、一緒に考えていきましょう。


防水シートの種類を比較!


塩ビシートの特徴


塩ビシートは、現在最も一般的なシート防水です。

その理由は、高い耐久性と防水性能、そしてコストパフォーマンスの良さです。

耐候性と耐摩耗性に優れ、長期間にわたって建物を雨水から守ります。

塩化ビニルは水道管などにも使われるほど、高い防水性を誇ります。

耐用年数は適切なメンテナンスを行うことで、10~20年程度とされています。


ゴムシートの特徴


ゴムシートは、かつて主流でしたが、現在は塩ビシートにその座を譲っています。

柔軟性が高く、建物の動きに追従しやすいのが特徴です。

そのため、亀裂が入りにくいというメリットがあります。

コストは塩ビシートより安価ですが、耐用年数は一般的に10~15年程度とやや短めです。

熟練の職人が少ないため、施工会社選びは慎重に行いましょう。


その他のシートの種類


塩ビシートとゴムシート以外にも、さまざまな種類のシート防水が存在します。

それぞれの特性を理解し、建物の構造や状況に最適なものを選ぶことが重要です。


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防水シートの選び方


耐用年数と費用


防水シートの耐用年数は、使用する材料や施工方法、そして建物の環境によって大きく異なります。

塩ビシートは10~20年、ゴムシートは10~15年程度の耐用年数が見込まれます。

費用は平方メートルあたり塩ビシートが5,500円~(密着工法)、6,500円~(機械固定工法)、ゴムシートが5,000円~6,000円程度です。

長期的な視点で、コストと耐用年数のバランスを検討しましょう。


施工方法の違い


シート防水の施工方法は、大きく分けて密着工法と機械固定工法の2種類があります。

密着工法は、専用の接着剤を用いてシートを下地に直接貼り付ける方法です。

強風に対しては強い反面、下地の状態に影響を受けやすいという特徴があります。

一方、機械固定工法は、金具でシートを固定する方法で、下地の状態に左右されにくく、大規模な屋上などに適しています。

しかし、強風によるシートの剥がれリスクがある点には注意が必要です。


住宅への適合性


住宅への適合性は、建物の構造や形状、そして予算によって異なります。

複雑な形状の屋根には不向きな場合もあります。

それぞれのメリット・デメリットを比較検討し、専門会社に相談しながら最適な方法を選びましょう。


選び方のポイント


防水シートを選ぶ際には、耐用年数、費用、施工方法、そして住宅への適合性を総合的に判断することが大切です。

専門会社に相談し、建物の状況に合った適切なシートを選ぶことをおすすめします。

長期的な視点で、メンテナンスの容易さも考慮しましょう。


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まとめ


今回は、防水シートの種類、選び方のポイントを解説しました。

塩ビシートとゴムシートの特性、密着工法と機械固定工法の違い、そして耐用年数や費用などを比較することで、住宅オーナーの皆様が最適な防水シートを選べるよう支援しました。

防水工事は専門知識が必要なため、専門会社への相談が不可欠です。

適切な防水対策で、大切な家を守りましょう。

長持ちする防水シートを選ぶことは、建物の寿命を延ばし、将来的なコスト削減にも繋がります。

ぜひ、この記事を参考に、安心安全な住まいづくりを進めてください。


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