塗料値上りや出荷停止の前に!
- 石原 一雄
- 18 時間前
- 読了時間: 5分
前回の投稿で塗装業界ピンチの記事を書きました。その時はシンナーが入らないという内容でしたが、あれから改善しないまま各塗料メーカーは値上げの通知を出し、早くも4/20(月)から各社一斉に値上がりします。特に溶剤系が上がりますが遅れて水性塗料も値上がりします。
材料の値上りが進むと市場はどうなるか
当然、値上り前に契約したり材料を確保したりします。するとメーカーの在庫は一気になくなります。これが買い占めに進む行動心理です。わからなくもありません。値上げや品薄になる前に、少しでも安く買いたいのは当たり前ですよね。
ただ、もう待ったナシ!で値上りしていくので、今すぐに購入しても実際に足場を組み、実作業に入る頃はすでにいろんな材料が値上がりしています。
私たち施工業者にとって、塗料だけでなく希釈するシンナー、刷毛やローラーを洗うシンナー、窓養生をする布マスカーや布テープ、シーリング材料からマスキングテープまでが値上りどころか、入荷すらしなくなっているのが現状です。
そこで、ちょっと目線を変えて、こんな時に当社はどうしているのかを今日は書こうと思います。
石原コーキングができること
このブログやホームページでも何度も書かせてもらっていますが、当社の特徴は
・自社に職人がいる
・シーリングと塗装を自社で施工できる
・防水と塗装の1級技能士を持つ
大きな特徴はこの3つです!
では、このナフサショックと言われる中で、材料不足に注目して、この特徴を活かした他社との違いを書いてみます(自慢気に言うのもおこがましいですが、、、)
まず自社職人がいるということは、施工に必要な材料や副資材を自社で保有してるということです。
当然のことですが、下請けの業者に施工を任せているリフォーム会社や外壁会社は、自社でこのような仕入れルートもなければ、在庫もないので、契約した物件を進めることができるのは、下請け業者が材料や副資材を持ち、健全に施工の体制が整っていることが前提です。
当社は直接塗料メーカーや問屋とも広く話もできますし、年間を通じて材料を購入しているので多種多様な取引の中で、先々の情報を早くキャッチして行動に移すことができます。
次にシーリングと塗装を自社でしている強みが大きいのですが、副資材はシーリングと塗装では共通で使う物も多くあります。つまり両方の副資材をバラバラで在庫しているのではなく共通で在庫しているので、比較的多めに対応が可能になるのです。
また、塗装しかしない会社でシーリングというのはちょっと横の畑という感覚で、わかっていそうで実はわからないことも多くあります。塗装に最適なシーリングは何なのか、または、住宅にとって長持ちさせることができるシーリングと塗料の相性なども大切です。このような知識も実は外壁の塗り替えをする上で、耐久性と美観を長く維持するためのポイントになるからです。
当社ではそのような知識だけではなく長年の経験も合わせて強みとしています。
そして、防水と塗装の1級技能士がいることについです。
下請け業者の塗装職人と防水職人が別々に資格を持っていても当然、分業する上では問題ありません。というか、ほとんどそのような施工体制だと思います。まれに当社のようにシーリングと塗装を自社職人でやっている会社も全国探せばあると思います。
しかし、シーリングを含む防水と塗装のそれぞれの1級技能士の職人が在籍しているというのは珍しいのではないかと思います。
やはり、1級というのは専門業種の資格でそれ以上がない最高レベルの技術と知識を持つ者だけの特権です。2級だけど何十年も経験しているから1級みたいな方もいらっしゃいますが、そこはなぜ1級ではないのかという理由があるはずです。
このような1級技能士が在籍していると、様々な面で施工上有益になります。
ただただ外壁に塗装して綺麗になっても数年後に雨漏りしては意味ありませんし、雨漏りは止まっても外壁の亀裂が残った仕上げでは将来が不安ですよね。防水と塗装は隣り合った畑で作る作物は違っても、施主様が美味しいものを食べて長生きして欲しいと願う気持ちは一緒なのです。(例えが下手くそですみません😣💦)
このように当社の強みを活かしながらこのナフサショックを乗り越え、お客様にご満足頂ける施工、サービスに努めようと考えていますが、、、
昨日まであった材料がいきなり今日の朝に新規受注が停止したりと、明日どうなるかわからない薄氷の業界だからこそ、知恵を出して毎日乗り越えようと頑張っています。
今年で創業49年を迎えた当社も、これまで多くの苦難がありましたが、何とかやってきました。今回の事態は他と比べることがない業界だけでなく建設業の大激震になろうとしています。
大きな建設工事も断熱材やユニットバスが入らなくなり止まるという噂もあります。
私たちのような仕上げ業界まで仕事が辿り着かず止まってしまう、、、それは地方特有の中小建設会社や工務店にとっても完工しない建物が出てくるという恐ろしい事態。
とりあえず契約だけ結び、着手金をもらって、住宅はいつ完成するかわからないという、施主を無視した契約を急ぐ会社もいるというのも聞きます。
私たちが住み暮らす小松市は建設業だけでなく大手重機メーカーやその協力会社が数多くあり、それらの生産ラインも止まれば大きな影響です。物価高騰だけでなく街全体の消費マインドが下がれば飲食店はすぐに影響が出るでしょう。
悪い方向に考えれば切りがありませんが、ピンチの時こそ、改善したときに倍返しだ!(古い!?(笑))と、明るく前向きに顔上げて頑張っていこうと思います!!
そして、何より
1日も早く中東情勢が落ち着きますように🙇
子供の習い事の待ち時間に書いたので長くなりました。最後までお読み頂き有難うございます!



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