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モルタル外壁のリフォーム!素材選びと費用対策について解説

  • 執筆者の写真: 石原 一雄
    石原 一雄
  • 12 分前
  • 読了時間: 4分

古くなったモルタル外壁、どうすればいいのか悩んでいませんか。

ひび割れや雨漏りなど、放置すると大きな問題につながる可能性もあります。


実は、リフォーム方法はいくつかあり、それぞれにメリット・デメリットがあります。

最適な方法を選ばないと、費用や工期、仕上がりに後悔するかもしれません。

そこで今回は、モルタル外壁リフォームの素材や方法を比較し、適切な選択ができるようお手伝いします。


モルタル外壁のリフォーム方法


サイディングリフォームのメリット


サイディングは、デザインのバリエーションが豊富で、モルタル外壁のイメージを一新できます。

窯業系、金属系、樹脂系など素材も様々で、好みや予算に合わせて選択可能です。

また、工期が比較的短く、カバー工法であれば既存のモルタルを剥がす必要がないため、リフォーム費用を抑えられる可能性があります。


サイディングリフォームのデメリット


サイディングは、素材によっては経年劣化による色褪せや傷みが発生する可能性があります。

また、張り替えの場合は既存のモルタルを撤去する必要があり、工期が長くなる場合も。

さらに、施工不良があると雨漏りの原因となる可能性もゼロではありません。

費用は、素材や施工方法によって大きく変動します。


塗装リフォームのメリット


塗装リフォームは、サイディングに比べて費用が安く済みます。

また、下地となるモルタルの状態が比較的良好であれば、短期間で工事が完了します。

既存のモルタルの風合いを残しつつ、色や質感を変更することも可能です。


塗装リフォームのデメリット


塗装リフォームは、モルタルの劣化が進行している場合、効果が限定的です。

ひび割れや剥がれが大きいと、下地処理に手間と費用がかかり、結果的に高額になる可能性も。

デザイン性の変更は限定的で、大きなイメージチェンジは難しいでしょう。


その他リフォーム素材の検討


ALC(軽量気泡コンクリート)なども選択肢として考えられます。

ALCは耐久性が高く、断熱性にも優れています。

しかし、価格が高く、デザインのバリエーションは少ない傾向があります。

塗り壁も選択肢の一つですが、メンテナンスの頻度が高くなる可能性があります。






外壁リフォーム素材の選び方


費用対効果の比較


費用対効果を比較する際は、初期費用だけでなく、メンテナンス費用や耐用年数も考慮しましょう。

塗装は初期費用が安く済みますが、耐用年数が短い分、長期的に見ると費用が高くなる可能性があります。

サイディングは初期費用は高めですが、耐用年数が長いため、長期的な費用対効果は高いと言えるでしょう。


デザイン性の比較


デザイン性を重視するなら、サイディングがおすすめです。

多様な色柄や素材から、住宅の外観に合ったものを選べます。

塗装は、既存のモルタルの風合いを生かしたリフォームが可能です。

ALCはデザイン性の選択肢が少ないため、デザイン性を重視する方には不向きです。


工期の比較


工期は、リフォーム方法や素材、建物の規模によって大きく異なります。

塗装は比較的短期間で完了しますが、サイディングの張り替えは、既存のモルタルを撤去する必要があり、工期が長くなる可能性があります。

ALCも、サイディングと同様に工期が長くなる傾向があります。


耐用年数の比較


耐用年数は、素材や施工方法によって異なります。

塗装は10年程度、サイディングは20年以上、ALCはさらに長い耐用年数が期待できます。

ただし、適切なメンテナンスを行うことで、どの素材も耐用年数を延ばすことが可能です。


専門家への相談


専門家は、建物の状態を正確に診断し、最適なリフォーム方法と素材を提案します。

また、施工に関する疑問点や不安点についても相談できます。


当社では、建築塗装の1級技能士を取得した社員を雇用しています。

モルタル外壁のリフォームをお考えの方は、ぜひお気軽にご相談ください。






まとめ


モルタル外壁のリフォームは、サイディング、塗装、ALCなど複数の方法があります。

それぞれにメリット・デメリットがあり、費用や工期、デザイン性、耐用年数などが異なります。

最適な方法を選ぶためには、建物の状態、予算、デザインの好み、メンテナンス頻度などを考慮し、専門家の意見を参考に検討することが大切です。

費用だけでなく、長期的な視点で検討しましょう。

 
 
 

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