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外壁塗装にふさわしくない月は?地域・塗料別の判断基準

  • 執筆者の写真: 石原 一雄
    石原 一雄
  • 6月3日
  • 読了時間: 3分


家を美しく保つために、外壁塗装は欠かせません。

しかし、いつ塗装するのがベストなのか、迷う方も多いのではないでしょうか。

実は、外壁塗装には適さない時期があるのです。

せっかくの塗装が、思わぬトラブルにつながる可能性もあります。


そこで今回は、外壁塗装にふさわしくない時期とその理由、最適な時期の判断基準を分かりやすくご紹介します。

後悔しないためにも、ぜひ最後までお読みください。


外壁塗装にふさわしくない月


梅雨時期の塗装リスク


梅雨時期(6~7月)は、雨による工期遅延が大きなリスクです。

塗装工程は、洗浄から始まり、コーキング、下塗り、中塗り、上塗りなど、複数の工程があります。

各工程で十分な乾燥時間が必要ですが、雨天や高湿度では乾燥が遅れ、工期が大幅に延びる可能性があります。

また、乾燥不良による塗膜の剥がれや、カビ・藻の発生といったトラブルにもつながるため注意が必要です。


冬場の塗装リスク


冬場(12~2月)は、気温が低いため塗料が乾燥しにくく、塗装が困難な場合があります。

多くの塗料は、気温5℃未満では乾燥不良を起こしやすく、品質を維持できません。

特に、雪の多い地域では、積雪による工期遅延も予想されます。

低温による塗料の硬化不良は、塗膜の耐久性を低下させ、早めの塗り替えを招く可能性もあります。


地域による気候の影響


外壁塗装に適した時期は、地域によって大きく異なります。

北海道のような寒冷地では、冬期の塗装はほぼ不可能です。

一方、沖縄のような温暖な地域では、冬期でも塗装可能なケースもあります。

それぞれの地域の平均気温、降水量、湿度などを考慮し、最適な時期を判断する必要があります。

気象情報などを活用して、塗装に適した時期を事前に確認しましょう。


塗料の種類と適正気温


塗料の種類によっても、適正気温は異なります。

アクリル塗料は比較的低温でも施工できますが、シリコン塗料やフッ素塗料は、より高温を必要とします。

使用する塗料の仕様書を確認し、適正気温・湿度を把握した上で、塗装時期を決定することが重要です。






外壁塗装に最適な時期の判断基準


気温と湿度の影響


気温が5℃以上、湿度が85%未満の天候が続く時期が、外壁塗装に最適です。

気温が低すぎると塗料が乾燥せず、湿度が高いと乾燥が遅れて品質が低下します。

天気予報などを活用し、これらの条件を満たす期間を選びましょう。


日照時間と乾燥時間


日照時間が長く、乾燥しやすい時期を選ぶことも重要です。

日差しは塗料の乾燥を促進し、工期短縮にもつながります。

日照時間と気温、湿度を総合的に判断し、最適な時期を選びましょう。


塗装会社への相談方法


外壁塗装は、専門の塗装会社に依頼するのが一般的です。

業者に相談することで、地域特性や気象条件、塗料の種類を考慮した最適な時期を提案してもらえます。


当社では、点検・調査・お見積もりなどを無料で承っておりますので、ぜひお気軽にご相談ください。


工期とスケジュール調整


塗装工事には、数日~2週間程度の工期が必要です。

塗装時期を決めるときは、工期と自分のスケジュールを調整し、生活に支障がないように計画を立てましょう。





まとめ


外壁塗装は、梅雨時期や冬場といった天候に左右されやすい時期を避けることが重要です。

地域や塗料の種類、気温、湿度などを考慮し、最適な時期を選びましょう。

塗装会社と相談し、工期やスケジュールを調整することで、よりスムーズに工事を進めることができます。

最適な時期を選ぶことで、塗装の品質を向上させ、長持ちする外壁を実現しましょう。

 
 
 

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