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石原 一雄

塗装ローラーの種類と選び方|外壁・内装塗装の仕上がりに差が出る!

DIYで外壁や内装の塗装に挑戦しようと思っているけど、ローラーの種類が多くてどれを選べばいいのかわからない。

失敗したくないけど、どこから手をつければいいのか悩んでいる方もいるのではないでしょうか。


今回は、塗装ローラーの種類と選び方について解説します。

用途に合わせた選び方や、失敗しないためのポイントも紹介しますので、ぜひ最後まで読んでみてください。


□塗装ローラーの種類と特徴


塗装ローラーは、塗料を均一に塗布するために欠かせない道具です。

種類によって特徴が異なるので、目的や用途に合ったものを選ぶことが重要です。


1: レギュラーローラー


レギュラーローラーは、最も一般的なタイプのローラーです。

幅広い現場で使用されており、紙管内径は38mm、長さサイズは9インチが一般的です。

大きめのサイズなので、障害物のない広い面積の塗装に適しています。


2: ミドルローラー


ミドルローラーは、レギュラーローラーとスモールローラーの中間のサイズです。

紙管内径は26~27mm、長さサイズは7インチが一般的です。

広い面積も狭い場所も両方得意な万能タイプです。


3: スモールローラー


スモールローラーは、紙管内径が15~16mmの小型のローラーです。

長さサイズは4インチが一般的で、小回りが利くため、窓やドア、スイッチ周りなどの入り組んだ場所や狭い面積の塗装に向いています。


4: ローラーの生地の種類


ローラーに使われる生地は、織り方によって「ハイパイル」と「ウーブン」の2種類に分けられます。


・ハイパイル


ハイパイルは、ループ状に編まれた裏地に繊維がV字型に引っ掛けられたタイプです。

繊維が根元から枝分かれし、塗料含み・かぶりや吐出し性に優れています。

一方、飛散性・仕上がりは劣ります。


・ウーブン


ウーブンは、格子状の織り裏地に繊維がW字型に織り込まれたタイプです。

繊維は根元から枝分かれしておらず、ハイパイルと比べて塗料含みが少なく、仕上がりが綺麗です。

一方、飛散しやすく、扱いには注意が必要です。







□塗装ローラーの選び方


塗装ローラーを選ぶ際は、以下のポイントを参考にしましょう。


1: 塗装する場所


外壁や内装など、塗装する場所によって適切なローラーのサイズや毛丈が変わります。

広い面積にはレギュラーローラー、狭い場所にはスモールローラーがおすすめです。


2: 塗料の種類


塗料の種類によっても、適切なローラーが変わります。

水性塗料には、ハイパイルのローラーが適しています。

一方、油性塗料には、ウーブンタイプのローラーがおすすめです。


3: 仕上げイメージ


仕上がりのイメージによっても、ローラーの選び方が変わります。

例えば、滑らかな仕上がりにしたい場合は、短毛のローラーを選びましょう。

逆に、凹凸のある仕上がりにしたい場合は、長毛のローラーを選びましょう。


4: その他


塗装ローラーを選ぶ際には、上記のポイントに加えて、価格や耐久性なども考慮しましょう。






□まとめ


今回は、塗装ローラーの種類と選び方について解説しました。

ローラーの種類や特徴、選び方のポイントを理解することで、用途に合ったローラーを選ぶことができます。

塗装ローラーは、DIYで外壁や内装を塗装する際に重要な道具の一つです。

この記事を参考にして、最適なローラーを選んで、失敗せずに綺麗に塗装しましょう。

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