今回は塗り替え時に大切な補修について投稿します。
皆さんは住宅の塗り替えをする時にこだわるポイントがいくつかあると思います。
塗料の耐光性やその耐久性といった材料のことだったり、施工費用がどれくらいで、どのくらい持つのかということも必ず聞かれることですね。
または私たち業者は選ばれる立場なので詳細はわかりませんが、業者を選ぶ際についても、いろんな選択ポイントがあると思います。
そして、今回の劣化の補修方法です。実は、この補修はあまりこだわりポイントではないと思ってる方も多いと思いますが、実は塗り替えするきっかけは必ずどこかの劣化を見て、そろそろ工事しないといけないかなってことになりますので、とてもこだわる方が多いのです。
こだわると言っても、どのように補修するのかではなく、
ちゃんと補修してから塗装するのか!?
という点です!
安い見積もりだと、ちゃちゃっと塗って終わりではないか?そんな不安もあるでしょう。
はっきり言います!!
安い価格には安い理由があります!!
という訳で当社は高い!と言いたいわけではありませんが、塗装するにも下地が大切で、長く維持するためにはしっかり補修しないといけないですよ!とお伝えしたいのです。そして、当然その過程には専用の材料と施工費がかかりますので、ご理解頂いて施工しています。
その一例をご紹介します
これは一階と二階との間にある幕板と呼ばれる部分です。これもサイディングで出来ており、凍害や爆裂も同じように起きています。表面がボコボコしています。このまま塗装するとボコボコがそのままになりますので、見た目も良くない上に、ボコボコに水が溜まりやすく、劣化がさらに進んでいきます。
このボコボコの状態を補修すると
このようになります
綺麗に平滑になっていますね。これで水も溜まらなければ塗装しても綺麗に仕上がります!
引いて全体を写すとこんな感じです
⬇補修後
ここまで下地の補修が出来たら後は塗装をしていきます。
まずは下塗りです。微弾性フィラーで細かなひび割れている部分もカバーしていきます
次に上塗りを二回塗っていきます
これが、一回目です
そして、仕上げの二回目
塗り替えのメリットは
塗ってしまえばわからなくなる
しかし、
これはデメリットでもあるのです
下地の補修をせずに塗装をすれば、その時は綺麗に仕上がっても、必ず劣化したところは数年も経たないうちに劣化が出てきます。
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