top of page

コーキング剤とは?種類・選び方から使い方まで徹底解説!

  • 執筆者の写真: 石原 一雄
    石原 一雄
  • 2024年12月23日
  • 読了時間: 3分


皆様、ご自宅のメンテナンスに意欲的なDIY好きの方々、こんにちは。この記事では、住宅のメンテナンスにおいて欠かせない「コーキング剤」について、その種類、選び方、そして使い方までを徹底解説します。

浴室の目地から外壁の亀裂まで、適切なコーキング剤を選んで、DIYで快適な住まいを実現しましょう。


コーキング剤って一体何?種類と用途を理解しよう


1: コーキング剤とは何か。


コーキング剤とは、建物の隙間を埋めて、気密性や防水性を高めるための材料です。

雨漏りや冷気・暖気の侵入を防ぎ、建物の寿命を延ばす上で重要な役割を果たします。

まるで建物の防護服のような存在と言えるでしょう。


2: コーキング剤の種類


主な種類としては、シリコン系、ウレタン系、アクリル系、変成シリコン系、油性系などがあります。

それぞれ特徴が異なるため、用途に合った適切なものを選ぶことが重要です。

シリコン系は耐久性が高く、浴室やキッチンなど水回りによく使われます。

柔軟性にも優れているため、伸縮する部分にも適しています。

一方、ウレタン系は硬化が速く、作業効率が良いのが特徴です。

ただし、紫外線に弱いため、屋外での使用には向きません。

アクリル系は手軽に使える反面、耐久性が低いので、目立たない部分の補修などに向いています。


3: 用途別のコーキング剤選び


浴室やキッチンなどの水回りには、耐久性と耐水性に優れたシリコン系がおすすめです。

外壁など、紫外線に当たる場所には、耐候性のある変成シリコン系が適しています。

サッシの隙間を埋めるには、柔軟性のあるシリコン系やウレタン系が有効です。

JIS規格にも準拠した製品を選ぶことで、より確実な施工が可能になります。





コーキング剤の選び方とプロ直伝!正しい使い方


1: 場所と素材に合わせた選び方


コーキング剤を選ぶ際には、施工場所と素材を考慮することが大切です。

例えば、浴室のタイル目地には耐水性に優れたシリコン系、外壁には耐候性に優れた変性シリコン系が適しています。

また、使用する素材によって、接着性の高いコーキング剤を選択する必要がある場合もあります。


2: 1成分形と2成分形の違い


コーキング剤には、1成分形と2成分形があります。

1成分形は、手軽に使える一方、硬化に時間がかかる場合があります。

2成分形は、硬化が速く、大規模な施工に向いています。

DIYでは、扱いやすい1成分形がおすすめです。


3: コーキングガンの使い方とマスキング


コーキング剤を塗布する際には、コーキングガンを使用します。

トリガーを均等に操作して、均一な厚さでコーキング剤を塗布しましょう。

事前にマスキングテープで養生をすることで、綺麗に仕上がります。


4: 作業後の注意点


コーキング剤が完全に硬化するまでは、触らないようにしましょう。

硬化時間は製品によって異なるため、製品の説明書をよく読んで確認してください。

また、作業後は、使用した道具を適切に洗浄・処分しましょう。






まとめ


この記事では、コーキング剤の種類、選び方、そして使い方について解説しました。

コーキング剤は、建物の気密性・防水性を保つ上で非常に重要な役割を果たします。

DIYで住宅メンテナンスに挑戦する際には、適切なコーキング剤を選び、正しい手順で施工することで、安全で快適な住まいを実現できます。

お困りの際には、是非一度当社にご相談ください。

 
 
 

Comments


©ishiharacaulking Co.,LTD, All rights reserved.
bottom of page