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外壁塗装の強風対策とは?塗料飛散・近隣トラブルを防ぐ方法

  • 執筆者の写真: 石原 一雄
    石原 一雄
  • 4月22日
  • 読了時間: 4分

強風は外壁塗装の仕上がりを左右するだけでなく、近隣トラブルにもつながる大きなリスクです。

せっかくの塗装が台無しになったり、近所迷惑で苦情が来たりしたら、本当に悔しいですよね。

大切なマイホームを守るためにも、強風対策は万全にしておきたいものです。


そこで今回は、強風時の外壁塗装における塗料飛散防止と近隣トラブル回避のための対策を、具体的な方法と業者選びのポイントと共にご紹介します。


強風時の塗料飛散防止対策


強風時の塗装作業の注意点


強風下での塗装は、塗料の飛散だけでなく、作業員の安全も脅かします。

風速3m/s以上では作業を中止し、風向き、風速を常に確認することが大切です。

建物の角や窓の周りでは風の流れが変わりやすいため、特に注意が必要です。

高い場所での作業は地上よりも風が強くなるため、安全確保を最優先に行いましょう。


塗料の粘度管理と調整方法


塗料の粘度は飛散防止に大きく影響します。

粘度が低すぎると、塗料がサラサラとなりやすく、風で舞い上がりやすくなります。

メーカー推奨の粘度を厳守し、気温や湿度によって調整しましょう。

夏場は塗料が薄まりやすく、冬場は粘度が高くなりやすいので、季節に応じた調整が重要です。


塗装機器の設定と使用方法


スプレーガンの空気圧は、塗料の飛散に直結します。

空気圧が高すぎると霧状になりやすく、低すぎると塗料が垂れやすくなります。

適切な圧力(水性塗料:0.1~0.2MPa、溶剤系塗料:0.2~0.3MPa、厚付け塗料:0.3~0.4MPa)を設定し、ノズルサイズも塗料の種類や粘度に合ったものを選びましょう。

機器のメンテナンスも忘れずに行いましょう。


風向きと作業時間の調整


風向きに逆らって塗装する事は避けてください。

風上から風下に向かって作業を進め、風速が強い時間帯は作業を中断または延期しましょう。

早朝や夕方など、風の弱い時間帯を選んで作業を行うことも効果的です。

防風ネットの設置も有効な手段です。





近隣トラブル回避のための塗装対策


効果的な養生シートの張り方


養生シートは、塗料の飛散防止と近隣への配慮に欠かせません。

厚手のシートを選び、隙間なく張り、風でめくれないようしっかり固定しましょう。

重ね代は20cm以上を確保し、特に窓やドア、換気口などの開口部は念入りに養生します。


窓・ドア・足場の養生方法


窓やドアには、粘着力の強い養生テープを使用し、複数回重ねて貼ることで、塗料の付着を確実に防ぎます。

足場の下には、厚手のシートを隙間なく敷き詰め、塗料の落下を防ぎましょう。

足場自体も、風で揺れないようしっかりと固定されているか確認しましょう。


近隣への配慮と事前説明


塗装工事の前に、近隣住民への挨拶回りを行い、工事内容や日程、騒音や飛散への対策などを丁寧に説明しましょう。

不安や懸念事項があれば、事前に解消しておくことが大切です。

作業中は、近隣への影響を最小限に抑えるよう配慮しましょう。


信頼できる塗装業者選び


業者選びは、工事の成功を左右する重要な要素です。

業者に依頼する際は、強風対策や近隣への配慮について、しっかりと説明してくれる業者を選びましょう。

経験豊富で、適切な養生や作業手順を熟知している業者を選ぶことが重要です。

実績や評判、保証内容なども確認しましょう。




まとめ


強風時の外壁塗装では、塗料の飛散防止と近隣トラブル回避のための対策が不可欠です。

塗料の粘度管理、塗装機器の設定、風向きへの配慮、そして丁寧な養生作業が重要です。

信頼できる業者を選ぶことで、安心して工事を進めることができます。

事前に十分な準備と業者との連携を図り、快適で安全な塗装工事を実現しましょう。

万が一、トラブルが発生した場合でも、迅速に対応できる業者を選ぶことが大切です。


当社では、点検・調査・お見積もりなど無料で承ります。

お気軽にお問合せ下さい。

 
 
 

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