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石原 一雄

外壁塗装で使う「パテ」とは?種類や注意点・DIYでできる範囲を解説

外壁塗装を検討している方の中には、専門用語に戸惑うこともあるのではないでしょうか。「パテ」という言葉も、聞いたことはあっても具体的な役割や種類までは知らない方も多いはずです。

今回は、外壁塗装で頻繁に用いられる「パテ」について解説します。


□外壁塗装における「パテ」の役割とは?


パテの種類や特徴、注意点、そしてDIYでできる範囲はどこまでになるのでしょうか。

まず、外壁塗装におけるパテは、まるで美容整形における「ヒアルロン酸」のような存在です。

以下に役割を挙げますのでぜひ参考にしてみてください。


1:外壁の欠陥を補修する役割


外壁は、経年劣化や外的要因によってひび割れや穴などが発生することがあります。

パテは、これらの欠陥を埋めて表面を平滑にすることで、見た目の美観を向上させます。


2:塗装の密着性を高める役割


パテで表面を平滑にすることで、塗装がより密着しやすくなります。

これは、塗装の耐久性を高め、外壁を長持ちさせるために非常に重要です。


3:防水性を向上させる役割


パテは、外壁のひび割れや穴を塞ぐことで、雨水などが浸入するのを防ぎます。

これにより、外壁の腐食やカビの発生を防ぎ、建物の寿命を延ばす効果も期待できます。










□外壁塗装で使う「パテ」の種類と特徴


外壁塗装で使用されるパテは、主に3つの種類に分類されます。

それぞれの特徴を理解することで、適切なパテを選択し、理想的な仕上がりに近づけることができます。


1:石膏系パテ


・特徴:水と混ぜて使用し、比較的安価で扱いやすい。

下塗り材として広く用いられる。

・メリット:乾燥が早く、作業効率が良い。

・デメリット:強度が弱く、衝撃に弱い。


2:炭酸カルシウム系パテ


・特徴:仕上げ用のパテとして一般的。

乾燥すると硬化する性質を持ち、ペーパーで研磨しやすい。

・メリット:仕上がりが滑らかで、美しい。

・デメリット:強度が弱く、衝撃に弱い。


3:エポキシ系パテ


・特徴:非常に硬化する特性を持つため、強度が必要な箇所に適している。

・メリット:強度が高く、衝撃にも強い。

・デメリット:乾燥時間が長く、扱いが難しい。







□まとめ


外壁塗装における「パテ」は、外壁の欠陥を補修し、塗装の密着性を高め、防水性を向上させる重要な役割を担います。

パテの種類によって特徴が異なるため、用途に合わせて適切なものを選択することが重要です。

DIYでパテ処理を行う場合は、専門知識や経験が必要となります。

外壁に大きな問題がある場合は、専門会社に相談することをおすすめします。


当社では様々な外壁・屋根工事を手掛けております。

どうしても症状が分からないという方はまずは無料で点検や調査を受けられますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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