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サイディングの塗り替え時期・塗料選びのポイント!賢い選択で安心を

  • 執筆者の写真: 石原 一雄
    石原 一雄
  • 6月8日
  • 読了時間: 4分

「サイディングの外壁はいつ塗り替えるべきか」「どんな塗料を選べばいいんだろう」

戸建て住宅のオーナーなら、一度は抱く疑問ですよね。


長年風雨にさらされた外壁は、少しずつ劣化していきます。

そのまま放置すると、雨漏りなどの深刻な事態につながる可能性もあります。

適切な時期に塗り替え、適切な塗料を選ぶことは、家の寿命を延ばし、安心安全な暮らしを守る上で非常に重要です。

そこで今回は、サイディングの塗り替え時期と最適な塗料選びについて、分かりやすくご紹介します。


サイディングの塗り替え時期の判断


劣化症状のチェックポイント


サイディングの劣化は、目に見えない部分から進行することがあります。

まずは、外壁を注意深く観察してみましょう。


チョーキング現象(手で触ると白い粉が付く)、コーキング(目地)のひび割れ、外壁全体のひび割れ、塗膜の剥がれ、色あせ、カビや藻の発生などは、塗り替え時期のサインです。

特に、0.3mm以上のひび割れは、雨水の浸入を招く可能性が高いため、注意が必要です。

これらの症状が複数見られる場合は、塗装会社への相談を検討しましょう。


塗り替え時期の目安


築10~15年が塗り替えの目安とされていますが、これはあくまで平均的な値です。

実際には、建物の立地条件や環境、使用する塗料の種類によって、塗り替え時期は大きく異なります。

海沿いなど塩害を受けやすい地域では、より早く劣化が進む可能性があります。


また、使用する塗料の耐久性も塗り替え時期に影響します。

高耐久性の塗料を使用していれば、塗り替え周期は長くなります。


早めの塗り替えのメリット


早めの塗り替えは、建物の寿命を延ばし、修繕費用を抑えることにつながります。

劣化が進行してから塗り替えを行うと、下地処理に多くの費用と時間がかかります。


また、深刻な劣化により、塗装だけでは補修できない場合、サイディングの張り替えが必要になることもあります。

これは、塗装よりもはるかに高額な費用がかかります。

早めの点検と塗り替えで、大きな出費を防ぎましょう。





サイディング用塗料の選び方


塗料の種類と特徴


サイディング用の塗料には、アクリル、ウレタン、シリコン、フッ素、無機など様々な種類があります。

それぞれ耐久性、価格、機能性が異なります。


アクリルは最も安価ですが耐久性が低く、フッ素や無機は高価ですが非常に高い耐久性を誇ります。

シリコン塗料は価格と耐久性のバランスに優れ、多くの住宅で採用されています。

それぞれの塗料の特徴を理解し、家の状況や予算に合わせて最適な塗料を選びましょう。


価格と耐久性のバランス


塗料選びにおいて、価格と耐久性のバランスは重要な要素です。

安価な塗料は耐久性が低いため、頻繁な塗り替えが必要となり、結果的に高額な費用がかかる可能性があります。

逆に、高価な塗料は耐久性が高いため、長期的に見て費用を抑えることができます。

長期的な視点で、最適な塗料を選びましょう。

10年程度の耐久性で十分であればシリコン塗料、20年以上耐久性を求めるならフッ素や無機塗料がおすすめです。


家のデザインに合う色選び


塗料の色選びは、家のデザインや周囲の環境との調和を考慮することが大切です。

家のデザインに合った色を選ぶことで、建物の美観を向上させることができます。

また、周囲の環境との調和も考慮し、自然な景観を損なわないように注意しましょう。

サンプルを取り寄せたり、塗装会社と相談したりして、慎重に色を選びましょう。





まとめ


サイディングの塗り替えは、建物の寿命を延ばし、資産価値を維持するために不可欠です。

塗り替え時期の判断には、劣化症状のチェック、築年数、使用する塗料の耐久性を考慮する必要があります。

塗料選びでは、耐久性、価格、機能性、デザインとの調和を考慮し、長期的な視点で最適なものを選択することが重要です。

早めの点検と適切なメンテナンスで、快適で安心な住まいを守りましょう。


当社では、建築塗装の1級技能士を取得した社員を雇用しています。

サイディングの塗り替えをお考えの方は、ぜひお気軽にご相談ください。

 
 
 

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